2013/10/21

北京の交通カードが先行するか


前回、深セン市交通カードの窮境を紹介したが、今回は北京の交通カードである「シティパス」の実名制による幅出しを展望する。情報筋によると、近い将来北京市交通カードの実名制を開始する可能性がある、運営会社が既に関連部門および利用者に打診しているという。実名制が実現された場合、高鐵チケットの購買、オンラインショッピング等の一連機能を交通カードで実現することができる。

北京交通情報センターによると、現在この新規格におけるカードシステムの構築やシステムの機能、ビジネスプロセスやアプリケーションを企画している。旧規格では、バス、地下鉄やタクシーのほか、自治体の特定のビルペイメントを含む。 新しい規格は、鉄道旅客輸送アプリケーション(チケット購入等)、自転車レンタルアプリケーション、マイクロペイメントの商用化、ネットワークポータブルリーダーの使用でオンラインショッピングの実現を考えている。さらに、建物、ホテル、学校、企業、公園や他の管理システムを加えた身分識別はこの交通カードで統合する。

この点では、業界筋は交通カードが様々なペイメント方法やNFCを備えた上で、カード支払のいずれかのシーンを実現することができ、コストが非常に低いと述べた。これは、淘宝網やTencentの2つのインターネット巨人が達成することはできない。

統計によると、北京交通カードだけの発行枚数は、6000万枚以上となり、この間のニュースによれば、全国35都市の都市交通カードと相互利用を実現しつつである。瞬時に何千万、数億のカードユーザーを持つことを意味している。且つ、支払方法が迅速で簡単、携帯電話よりもはるかに便利、ユーザー粘性も高い。