2013/11/07

アリペイ、戦略的投資家を模索へ


「支付宝(アリペイ)」は、アリババ最大の通販サイト「淘宝網(タオバオ)」用の決済サービス会社として2004年に設立された。今は事業を拡大し、アリババ以外の法人顧客にも決済サービスを提供しようとしている。併せて、金融商品を販売する幅広いプラットフォームとしての機能を強化している。

アリペイの親会社、浙江阿里巴巴電子商務は、新会社の阿里小微金融服務集団に吸収される。阿里小微は株式60%を戦略的投資家に提供。残りの40%は阿里小微の社員と、創業者の馬雲(ジャック・マー)氏を含むアリババの社員が取得する。馬氏は浙江阿里巴巴に80%出資している。

アリペイによると、取り決めの一環として、再編後の新会社への馬氏の持ち株比率は約7%にとどまる。アリペイは11年にアリババから分離し、馬氏が事実上所有する関連会社となった。これをきっかけに、アリババの主要株主である米ヤフーとの間に確執が生じた。アリババの広報担当者によると、浙江阿里巴巴に対する馬氏の持ち株比率の引き下げは、最終的にアリペイの社員に自社株を保有させるというアリババの当初の計画に沿ったものという。

情報元:WSJ日本語版