2016/05/23

爆買い中国人も指をかざすだけ チェックイン・決済

爆買い中国人ら訪日外国人観光客(インバウンド)が端末に指をかざすだけでホテルのチェックインや決済が可能となるシステムをベンチャー企業などが開発し、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の資金支援を受けて、東京・池袋地区で6月から実証実験を始める。

いちいちパスポートを提示するというわずらわしさを解消。ハイテク技術を駆使した日本流の「おもてなし」を通じて一層のインバウンド獲得につなげる。

実証実験を行うのはベンチャー「リキッド」(東京)とKDDIの2社で、6月から半年間取り組む。

具体的には、サンシャインシティプリンスホテル(東京都豊島区)に専用端末を設置。宿泊客の外国人は自分の指紋と旅券のICチップの情報を読み取らせて登録する。2回目のチェックインからは指を端末にかざす「指紋認証」の手続きだけで本人確認ができ、旅券提示が要らなくなる。

旅館業法では、外国人がホテルなどに宿泊する際の旅券提示を定めている。今回、産業競争力強化法に基づく「グレーゾーン解消制度」を活用して経産省と厚労省が協議を行い、同システムの利用で「旅券の提示」とみなすことを確認した。

旅券や指紋に加え、クレジットカード情報を登録すれば、店先での指紋認証だけで決済が完了する技術で、カード要らずのショッピングが可能。また免税店で免税手続きの際に必要な旅券提示も省くことができ、NEDOなどがこれらについても実証実験の実施を検討している。

ホテルだけでなく、爆買い中国人でにぎわう家電量販店やレンタカー会社などで同システムを使えるようになれば、「街全体で外国人の利便性を高められる」(NEDO)というわけだ。

訪日外国人観光客数は昨年、1974万人に達した。政府は観光を「成長戦略の柱の一つ」と位置づけ、2020年の目標はその倍に当たる4千万人と定めた。

情報源:産経ニュース

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