2016/07/27

韓国カード会社、銀聯、Alipayと組んで中国市場に進出

中国のモバイル決済市場が大きくなり韓国のカード会社も中国市場の扉を叩いている。多くのカード会社はまず韓国のカード加入者が中国でカードを気軽に使えるようにすることに注力している。このため中国の決済業者との提携に乗り出している。ユニオンペイ、アリペイ、テンセントなどいくつかの企業が占有している中国の決済市場の特性上、独自の進出は容易ではないという判断のためだ。

BCカードは先月ユニオンペイのモバイル決済システムを連動した「HCEクイックパスカード」を出した。BCカードの顧客が中国を旅行する際にスマートフォンで簡単に決済できるようサポートするという趣旨だ。クイックパスはアプリケーションをダウンロードしたスマートフォンを決済専用端末機にかざせば自動で代金を納付できるシステムだ。中国国内のスターバックスやマクドナルドなど700万カ所の加盟店に設置されている。

KB国民カードもLGユープラスと組んで「KB国民ユニオンペイモバイルカード」を出した。LGユープラスの顧客がこのカードを申し込めば中国でモバイル決済することができる。サムスン電子も5月にアリペイと戦略的提携パートナーシップを結んだ。これに伴い「サムスンペイ」の使用者は中国でも韓国のように端末にスマートフォンを当てる方式で決済できる。

韓国に関心がある中国人観光客と海外個人輸入族を攻略し中国での基盤を拡大しようとしている所もある。新韓カードは韓国を訪れた中国人観光客に割引特典などを与えるプリペイドカード「KPASSアイラブコリアカード」を販売している。サムスンカードは中国銀行とともに中国の個人輸入族を対象に韓流商品ショッピングモールを運営する計画だ。

与信金融研究所のキム・ドヒョン研究員は「中国は現金自動預払機(ATM)とクレジットカード決済端末が不足しておりモバイル決済市場が今後急速に成長するだろう。韓国のカード会社が長い間蓄積したノウハウを基に積極的な中国進出を模索しなければならないタイミングだ」と話している。

情報源:中央日報