2016/08/04

中国人民銀行、「バーコード決済サービス規範(案)」を発行

中国人民銀行配下の中国決済精算協会は、「バーコード決済サービス規範」(案)を各決済事業者に配布し、意見を求めているという。草案はバーコード事業を行う際のセキュリティー規定などを記載して、明確になっているようだ。これは、2014年に2次元バーコード決済を中止すると人民銀行は主張した以来、初めて2次元バーコードを認める公式見解である。

以前にも人民銀行が決済精算協会や銀聯に2次元バーコード(QRコード)決済の意見を求めたことがある。人民銀行は中国決済精算協会に現在各決済事業者が行っている2次元バーコード決済の技術標準と業務規範を明確に定義し、個人情報保護、資金の安全性、暗号化措置、取引情報の保存などについても明確な要求を定めている。

「バーコード決済サービス規範」(案)の内容概要

  1. 総則(バーコード決済の種類など)
  2. バーコードの生成及び受理(パスワード、デジタル認証、生体認証および限度額等)
  3. バーコード特約加盟店の管理(実名登録、ブラックリスト管理など)
  4. リスクマネジメント(評価体系、アンチマネーロンダリング、資金口座)
  5. コンプライアンスと責任(サービス開始、変更、廃止などの報告)
  6. 附則(上記各章の詳細規則)
なお、バーコード決済サービスを行うにはバーコード決済サービス免許が必要に成ってくる可能性もある。