2017/01/16

中国人民銀行、決済事業者に対する新たな規定を

中国人民銀行(PBOC)は、Alipay等を含むすべての非銀行決済機関が顧客の資金を使用することを禁止すると発表した。フェーズ1として、すべてのプラットフォームで顧客の資金の約20%を指定銀行口座に入金する必要がある。

この動きは、中央銀行が顧客資金乱用の決済事業者が増えたことに伴う金融リスクへの取り組みだと見られる。今年4月17日から、Alipayを含む決済ライセンスを有する第三者機関267社は、中央銀行の承認を得て、商業銀行に開設された単一の口座に約20%の引当金を提出しなければならない。顧客資金は、組織の財産ではない第三者機関が保有する金額を指す。

各機関によって引き渡された正確な金額は、前四半期の規定の1日平均残高に基づいて計算され、その後四半期ごとに調整される。20%基準は、制度が新しいルールに適応するための時間を残すことを目指していると当局決済部は述べた。 最終的に顧客資金の100%を管理監督する方針へ固まっている。

この動きは、昨年初めにオンライン取引のための精算機関(ACH)を設立することを発表した後の新制度である。中央銀行が第三者決済事業者と銀行からダイレクト・クリアリング・ビジネスを切り離して金融リスクを軽減することを目指している。

新しいルールは、決済事業者の収益に大きな影響をもたらすことはないと業界の認識である。ただ、規模の小さい事業者は顧客資金の利息で手数料収入を補っているため、より厳しくなると有識者は指摘している。