2017/04/21

アリペイ、東南アジアに浸透している

アリババの金融サービス会社であるアント・ファイナンシャル(Ant Financial)は、東南アジアにおけるアリペイのプレゼンスを高めるために、ジャック・マーの継続的な活動の一環として、シンガポールに拠点を置く支払サービス「HelloPay Group」を買収した。

HelloPayは、電子商取引会社のLazada Group(2016年に10億ドルの取引をした後、Alibabaが過半数を所有している)の支払いの子会社。今回の買収は、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピンを含む関連市場で、HelloPayからAlipayブランドに変更される予定。ブランド変更されたサービスは、中国で4.5億人のユーザーを抱えるAlipayの既存のアプリとは独立しているという。

最近数ヶ月で、Ant Financialはアジアの決済会社に投資してきたが、HelloPayはAlipayの名前に変更する同社の最初の進出である。昨年のAnt Financialは、海外のデジタル金融サービスの拡大を目指して、インドの電子財布会社Paytmに6億8,000万ドルを投資して、重要な海外展開となった。

その後、タイでデジタルウォレットサービスを運営しているAscend Moneyと提携することで、Ant Financialは、Ascend Moneyがオンラインとオフラインの支払いと金融サービスのエコシステムを拡大するのを支援する。

今年初め、フィリピンの携帯電話事業者であるGlobe Telecomは、Ant Financial Services GroupがGlobe Capital Venture Holdings(GCVHI)の子会社であるGlobe Fintech Innovations(Mynt)と戦略的提携を締結した。

今年1月にダラスに拠点を置く送金サービス「MoneyGram」を買収した当初の入札で、880億ドル相当の現金取引で、今週の潜在的な競争入札者から圧力を受けて、AntはMoneyGramの買収額を12億ドルまでに引き上げている。

Alipayはまた、スイスの決済ソリューションであるTwintの支配的地位に挑戦する姿勢を示している。スイスの証券取引所オペレーターと支払いサービス会社であるSIX Payment ServicesとAlipayは、欧州全体でのPOSとEコマースによる決済の受諾に合意した。

情報源:Finews