2017/04/16

アマゾン中国と日本が提携、越境EC戦激化

アマゾン中国は今月、傘下の海外製品通販サイト・アマゾン海外購とアマゾンジャパンが提携し、アマゾンジャパンが取り扱う1万3000社以上のブランドの海外製品約85万点がアマゾン海外購の店舗で取り扱われるようになったことを発表した。

アマゾン中国とアマゾンジャパンの提携は、中国で日本製品がとても人気になっていることを疑いの余地なく示している。しかし、その金のなる木に照準を絞っているのはアマゾンだけではない。考拉海購、天猫国際、京東全球購、小紅書、豌豆公主などの越境ECサイトも次々に日本製品市場に参入している。

うち、京東は2015年に「日本館」を立ち上げ、一般的な食品や健康食品、マタニティ・ベビー用品、家具、家電、コスメ・美容などの商品を取り扱い、最短4日で中国に到着するサービスを提供している。網易傘下の越境ECサイト考拉も15年に日本で支社を立ち上げ、日本ブランドの紙おむつや粉ミルクなどのベビー用品、洋服、家電などの仕入れを行っている。阿里巴巴(アリババ)も今年1月末に京都府と連携協定を締結し、傘下の「天猫国際」で京都の伝統工芸品などの販売を始めた。

京東や天猫、考拉海購のような総合型越境ECプラットフォームが「金のなる木」の争奪戦を繰り広げているほか、日本製品市場に焦点を合わせる垂直型の越境ECも登場している。

15年6月に立ち上げられた豌豆公主がその一つで、現在、中国では唯一の日本製品に焦点を合わせた垂直型越境ECとなっている。クオリティの高さを売りにし、日本からの供給の面で驚くほどの優位性を誇っているほか、ブランドの発掘という点でも、目を見張るほどの幅広さや深さを誇る。豌豆公主も急成長を見せており、16年2-11月の10ヶ月間に、合わせて4600万ドル(約50億1400万円)の融資を得た。

情報源:東北新聞網