2017/05/31

Alipayデータから見た中国人観光客の行動変化

日本へ旅行に来る中国人といえば“爆買い”というイメージがあったが、その消費動向は一変しているという。その買い物の内容に、日本に来る中国人観光客の行動変化が表れているという。

「アリペイを使って一番売れていたのは、200ミリリットル紙パック入りの牛乳です。2位がその500ミリリットル入り。中国人は、朝食に必ず豆乳を飲むらしいのですが、日本で売っている調製豆乳は中国の豆乳と違うらしいのです。だから、豆乳を買わないで牛乳を買うようです。中国には温かいものを飲む文化が強く、店員は牛乳も『電子レンジで温めて』と流通専門家が語った。

第3位がおでん、第4位が肉まん、5位が2リットル入りの飲料水、6位がその500ミリリットル入り、7位が乳酸飲料、8位がフライドチキン。朝食のためだったり、日本のファストフードへの興味もあったりといろいろですけど、買われている場所は“爆買い”が起きていた東京・銀座や大阪・心斎橋、福岡とかではなく、ホテルの近くの店舗。つまり、暮らしのニーズとして買っているということです」

つまり、中国の人々は、日本の旅に慣れてきたということだろうか。「日本に来る中国人の旅のスタイルは、洗練されてきています。ショッピングにしても、ドラッグストアや百貨店だけでなく、多様な情報を収集していろんなところに行くようになっています。中国人は年間600万人くらい日本に来ていますが、2020年の東京オリンピックまでには1000万人くらいに増えると思います。アリペイの利用データなどを分析してうまく活用しながら、中国人の旅の変化に対応する時期に入ってきたのではないでしょうか」

買い物のための旅ではなく、日本そのものを楽しんでくれるようになったのなら、実に歓迎すべきことだ。

情報源:Business Journal