2017/05/12

Alipayが米国進出、450万加盟店獲得か

支付宝(Alipay)の米国進出が新たな進展を遂げた。Alipayは米決済サービス企業ファーストデータ(First Data)と提携し、消費者はファースト社のサービス網がカバーする米国内の400万店舗で支付宝による買い物ができるようになったという。

現在、米アップル社の決済サービス・アップルペイが米国で急速に発展している。同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は先週行われた電話会議で、「アップルペイは米国内の450万ヶ所で使用可能」と述べた。店舗のカバーという点でみると、ファースト社との提携によってAlipayはアップルと同じレベルに達したことになり、これはAlipayが米国市場でアップルと直接対決できるようになったことを意味する。

Alipayの米市場進出について、上海社会科学院インターネット研究センターの李易チーフ研究員は、「インターネットによるユーザーの拡大という観点からみると、Alipayはすでにボトルネックにぶつかっている。グローバル化を達成し、国際化を果たしたインターネット企業になりたいなら、海外ユーザーの発展が必要であり、海外進出して試行錯誤することが必要だ」と話す。

データをみると、現在の中国モバイル決済市場では、AlipayとWeChat Payが支配的な位置づけにあり、合わせて市場シェアの90%を占める。調査会社・艾瑞諮詢がまとめたデータでは、昨年の中国モバイル決済取引額は38兆元(1元は約16.5円)に達し、前年の3倍になった。これと同時に、米国の消費者のモバイル決済利用率は中国をはるかに下回っていた。米調査会社フォレスター・リサーチのデータによれば、昨年の米国のモバイル決済取引額は1120億ドル(1ドルは約113.7円)にとどまり、中国の約50分の1だった。

李チーフ研究員は、「米国のクレジットシステムは非常に整った、発達したもので、すでに整った金融消費システムが構築されている。このことはAlipayにとって大きな課題だ」との見方を示す。

情報源:中国新聞網

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