2017/08/23

Alipay、東南アジアでのO2O拡大に向けFaveと提携

Ant Financial(螞蟻金融) は、国際決済の導入を目的とした Faveとの提携を発表した。Faveは東南アジアでは、かつてGrouponとして知られていた。今回の提携により、まずはシンガポールで国際決済サービスが実現する予定。

Alipay(支付宝)のユーザは提携の恩恵として、Faveのエコシステム傘下にあるレストランや実店舗の小売店などで、Alipayアプリからの支払いが行えるようになる。また、中国国内でのO2Oサービスプロバイダとの提携とよく似た形で、値引きや各種特典などが提供される。

驚くことではないが、同サービスは東南アジアを訪れる中国からの国際旅行客をターゲットにしている。東南アジアは中国の人々の間で旅行先としての人気が高まってきている。

現在、東南アジアの数百万ものユーザが Fave を利用し、レストランやライフスタイルショップを検索したり、支払いを行ったりしています。AlipayとはWin-Winの関係となり、シンガポールでの当社の小売パートナー各店はさらなる利益と顧客を手にするでしょう。

Faveはマレーシアの定額制フィットネスサービスKFitから派生し、ここ数年O2Oがメインストリームになるにつれて急速に拡大してきた。Grouponが衰退し、かつて同社が支配していた共同購入サービスの領域でFaveは徐々に勢力を伸ばしてきた。Faveは過去1年間で、Grouponのインドネシア、マレーシア、およびシンガポール法人を買収した。東南アジア地域に1万店舗以上となるレストランとオフライン小売店の加盟店を持ち、アクティブユーザ数は100万以上に上る。

中国でのO2Oブームの後を追う形で、東南アジア市場でも技術導入の波が広がっている。これは5〜10年前に中国に訪れた技術化の動きとよく似ており、中国と東南アジアはほぼ対等だと語っている。モバイル決済は、O2Oサービスの輪を完結させる上で紛れもなく重要である。

現在のところ両社ともシンガポール市場以外でのパートナーシップについて明言していないが、その他の東南アジア各国においても提携は急速に拡大すると見ることができるだろう。同地域では Fave の存在感が大きく、Alipay も拡大に向けて意欲を示しているためだ。海外展開を加速する Alipay は、現在世界27ヶ国でサービスを提供している。

情報源:Technode