2017/10/31

月賦払サービスQudian(趣店)、アメリカで最大規模のIPO

Alibaba(アリババ)が支援する中国のオンラインマイクロクレジットサービス趣店が、10月18日にニューヨークで実施した IPO で約9憶ドルを調達した。同社の米国預託証券(ADR)は24ドルで、19~22ドルの市場価格を上回った。この価格は予想以上に高いと考えられており、アメリカの投資家が急成長する中国企業に大きな関心を寄せていることを示している。

アリババの系列企業である Ant Financial(螞蟻金融)から支援を受けた趣店は、若い中国人(特に大学生や若い世代)が家電製品を月賦払いで購入できるサービスを運営している。2015年に趣店は Alipay(アリペイ)と戦略的な提携契約を締結した。趣店はより多くのユーザを獲得することを目的として、Alipay アプリ内でサービスを設立している。

趣店の株式公開は、中国のフィンテック企業としてはアメリカ最大規模だと言われている。株式公開価格では、趣店の市場価値は約79億米ドルと見積もられている。

同社の IPO 目論見書によれば、2017年第2四半期の時点で4,790万人の登録ユーザがおり、月間アクティブユーザ(MAU)は2,890万人に達したと地元メディアは伝えている。また、2017年最初の2四半期で、700万のアクティブユーザに56億米ドルのクレジットを提供したとしている。さらに、アクティブローンの借用者の数は過去8四半期で55.9%増加し、558万人に達した。

趣店はこの資金を活用して、より多くのマーケティングキャンペーンを展開し、借用者ユーザの獲得と将来的な買収を目指すとロイターは報じている。

情報源:Technode