2017/12/15

銀聯がモバイル決済の新アプリ「雲閃付」を発表

銀聯は、中国国内の30以上の銀行や、決済システムなどと共同で銀行業界統一の決済サービス「Mobile QuickPass」(雲閃付)を正式発表した。このアプリは、「銀聯QRコード決済」に対応し、様々な銀行で開設している口座と「銀聯QRコード決済」を結びつけるインフラとなる。現在、中国のモバイル電子決済は、支付宝(Alipay)や微信(WeChat)などのアプリが先行しているが、大手国有銀行を含む既存の銀行口座が、そのまま「QRコード決済」と連携する利便性で市場の獲得をめざす。

Mobile QuickPassは、中国人民銀行の指導のもとで、各商業銀行、および、銀聯が共同開発、運営を行うことが特徴。「各種の銀行口座に対応でき、これまで分散された支払いツールを統一する」としている。

アプリを使うことによって、2類(決済と投資のみ可能な口座で、入出金額1日あたり各1万元、年間累計各20万元)、3類(少額決済機能のみ可能な口座で、入出金額1日あたり各5000元、年間累計各10万元)の口座開設ができる。銀聯QRコード決済の他にも、モバイルNFC決済、入金、振込、リモート決済等の支払いサービスを提供し、モバイル決済を1つのアプリで完結させる。

また、セキュリティ面でも、ICチップ、生体情報、GPS情報等の方法によって全方位リアルタイムでのセキュリティ対策をとっているという。銀聯の支払いネットワークは、すでに鉄道、コンビニエンスストア、水道などの公共サービス産業と広く連携している。また、中国国内のみならず、シンガポール、マカオ、香港などでも銀聯QRコードの支払いが可能で、今後、東南アジア地域や中東などでも決済可能地域を広げていくとしている。

情報源:サーチナ