2018/02/15

銀聯カードの海外発行枚数が9千万枚に

海外で銀聯カードが増えるとともに、銀聯カードのローカル発行も加速している。銀聯国際(UPI)はこのほど、2017年に海外で発行された銀聯カードが2千万枚に迫り、新規発行カードの取引量は前年比約40%増加したと発表した。これにより海外発行枚数は累計9千万枚に近づいている。

17年末現在、世界48ヶ国・地域で累計9千万枚近い銀聯カードが発行されている。このうち「一帯一路」(the Belt and Road)参加国における発行枚数は2500万枚に達した。ラオスやモンゴル、ミャンマーでは、銀聯カードが各種カードブランドの中でトップに立っており、パキスタンでは発行枚数が410万枚に達し、銀聯は発行枚数で2位の国際カードブランドとなっている。またロシアでは現地の銀行10数行を通じて130万枚が発行された。

銀聯カードといえば、ビックカメラや百貨店でよく見かける”5%割引”キャンペーンが思い浮かべると思う。実は中国では圧倒的な市場シェアである。今や一部の国・地域の観光客が中国を旅行する際に最もよく利用する決済方法になった。特に『一帯一路』沿線エリアのカード保有者は、中国で頻繁に利用している。UPIによると、17年にはパキスタンで発行された銀聯カードの中国での取引量が2倍以上増加し、タジキスタンやカザフスタンなどで発行されたカードの取引量は約50%増加した。

海外業務のローカル化が推進され、銀聯ネットワークの国際化の特徴がより一層顕在化した。昨年9月以降、海外発行カードの取引量は中国のカード保有者の海外での取引量を上回った。

またビザやマスターカードが行かないパキスタンや東南アジア、中央アジアなどで発行された銀聯カードが現地のカード取引量に占める割合は90%を超えている。海外発行カードの国際カードとしての取引も活発で、タイやパキスタン、カザフスタンで発行されたカードの海外取引量はいずれも倍増した。さらに欧米地域での受け入れ環境も整備が進み、昨年の海外発行カードの欧州およびアメリカ大陸における取引量は同20%増加した。

情報源:中国新聞社