2018/03/27

米ウォルマート、中国の一部店舗でAlipay利用禁止へ

米ウォルマート(Wal-Mart)は、中国西部のいくつかの店でAlipay決済サービスを停止する動きを決定したそうである。一方、ウォルマートはAlipayのライバルであるWeChat Payを引き続き受け入れ、3月15日から4月1日まで、WeChat Payが主催するプロモーション・イベントも支援している。

ウォルマートは、中国の5つの営業エリアのうちの1つである中国西部に90以上の店舗を持っていると語った。ウォルマートによると、この地域の店舗はWeChat Payとの戦略的合意を達成し、より適切なマーケティングコラボを行う予定である。

ウォルマートは、WeChat Payを使用している顧客が一部の店舗で割引を受けることができると約束したにもかかわらず、顧客は自分の権利を侵害され、ショッピングに不便を招いたと訴えている。

ウォルマートの決定は、消費者の正当な利益を傷つけ、支払い方法を選択する権利を侵害し、モバイル決済の利便性に影響を与える。それは、市場における自由貿易を損ない、顧客の利益を損なうだろう、とある法律専門家は語った。

恐らくアリババグループがウォルマートのライブラに出資し、積極的に小売業界に進出することを敵視していると筆者は見ている。ウォルマートは、自分と資本業務関係のあるJD.comの株主でもあるテンセントを仲間入れ、アリババのニューリテールに対抗している構図を考えているかもしれない。

これまでのところ、消費者は北京のウォルマートの店舗でAlipayを引き続き使用することができるという。

情報源:北京ユースデイリー