2018/03/28

Alipay、東南アジアの8ヶ国カバーへ

中国のモバイル決済の海外進出が進んでいる。Alipay(アリペイ)がこのほど、カンボジア、ラオス、フィリピン、ミャンマーに正式に進出し、中国人観光客がそのサービスを利用できるようになった。シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムでもすでに利用が可能で、ASEAN加盟国計8ヶ国で支付宝が利用できるようになった。

東南アジアは中国人観光客に人気の旅行先となっている。統計によると、昨年、カンボジア、ミャンマー、ラオス、フィリピンを訪問した中国人観光客は合わせて200万人を超えた。Alipayもこれらの国のショップや飲食店、娯楽施設、ホテルなど、利用する中国人観光客が多い場所をカバーしている。カンボジアの観光当局の報告によると、昨年、カンボジアを訪問した中国人観光客は前年比45%増の延べ100万人を突破し、中国人観光客はカンボジアにとって「お得意様」となっている。現在、プノンペン国際空港、シェムリアップ国際空港、シアヌークビル国際空港の飲食チェーン店、免税店などでもAlipayが利用できるようになっている。

フィリピンの観光当局の統計によると、昨年、中国人観光客は、2番目に多い同国の外国人観光客で、通年で延べ約96万8000人の中国人観光客が訪れた。フィリピンの複合型リゾートホテル「リゾート・ワールド・マニラ」では世界でも一早くAlipayが利用できるようになった。その他、ミャンマーのヤンゴンやラオスのヴィエンチャン、ルアンパバーンのメコン川沿岸のショップ、飲食店でも支付宝が利用できる。

Alipayの南アジア・東南アジア業務を担当する黄寅総経理は、「中国人観光客に、よりスマート化されたライフスタイルを提供し、より便利な海外旅行を楽しんでもらいたい。今後、より多くの店と提携して、観光客に便利なサービスを提供すると同時に、各店にも売り上げアップにつなげてもらえれば」と述べている。

Alipayは現時点で、北米、欧州、日本、韓国、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド、中東など40ヶ国・地域の、飲食店、スーパー、百貨店、コンビニ、免税店、テーマパーク、空港などの数十万ヶ所で利用できるようになっている。うち29ヶ国は、還付された税金をAlipayを通して受け取ることができるようになっている。

情報源:人民日報