2018/03/02

WeChat PayとAlipay、利用範囲が40ヶ国に拡大

微信支付(WeChat Pay)と支付宝(Alipay)の2大モバイル決済プラットフォームが、中国人の消費モデルを変えると同時に、海外でも歓迎されている。WeChat Payとアント・フィナンシャルがまとめたデータをみると、この2大決済の応用範囲は世界約40ヶ国・地域に広がりをみせるという。

このうちWeChat Payの越境業務はすでに香港、澳門(マカオ)、台湾の3地区や日本、韓国などを含む20ヶ国・地域をカバーする。Alipayは38ヶ国・地域をカバーし、各地の各種店舗・観光スポット数十万ヶ所に接続し、利用者はショッピング、レストラン、交通機関、観光地などでアリペイによる支払いが可能だ。

注目されるのは、WeChat PayもAlipayも越境決済で人民元建ての直接決済を実現したことだ。たとえば海外で買い物する場合に外貨への両替の必要がなく、接続する商店での商品やサービスの購入にあたっては、店員がQRコードを読み取るだけでよく、自動的に人民元への換算が行われて決済が完了する。

筆者も一ユーザとして様々な国で利用してみたが、浸透率はまだ空港や免税店に止まっている。レストランに行こうとしたら、銀聯カードを使うケースも多いし、とりわけユーロ圏では銀聯カードすら使えないこともある。中国国内のようにストレスなくモバイル決済(QRコード決済)が使えるようになるまでは、長い道のりがあるのだと感じている。

情報源:新華社、テンセント