2018/03/18

香港、WeChat Payが大好きだが、Apple Payを利用する

テンセントのモバイル決済アプリWeChat Payは香港の満足度チャートを獲得しているが、JD Powerが実施した調査によると、人気の面でApple Payには負けている。香港の消費者は、満足度の面で最高のモバイル決済アプリとしてWeChat Payを評価したが、人気になるとApple Payには負けたとの調査結果が示された。

WeChat Payは、モバイル・ウォレットの満足度チャートで10ポイント中7.7ポイント、Apple Payの7.6ポイントで順調に推移していると、2018年の香港リテール・バンキング満足度の調査でわかった。

香港人はWeChat Payを好むようだが、回答者の約8%だけが実際にモバイルウォレットを使用していると答えている。 テンセントCEOのPony Ma氏によると、WeChat Payには、最近終了した春祭り中に約7億6,800万人のユーザーがいた。

一方、世界で約1億2,700万人のユーザーを抱えるApple Payは、香港で最も人気のあるモバイルウォレットであり、回答者の約29%がメインの携帯ウォレットであり、Octopusのモバイルペイが17%、Android Payが16%、Alipayが15%という調査結果が示された。

過去2年間で香港のモバイルおよび電子決済サービスが普及し始めているが、同期間にモバイル決済技術が急速に進歩している中国やシンガポールにはまだまだ遅れている。タクシー運転手から政府指導者まで、香港はデジタル革命に参加する必要があると認識しているが、リスクにも注意してている。

モバイルペイメントアプリケーションの採用が遅れている理由の1つは、700万人の居住者が非接触のオクトパスカードを利用しているためである。オクトパス交通カードは1997年に発足し、市内のバス、フェリー、トラム、MTRの運送ネットワークの運賃を支払うために使用することができる。また、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの商品やサービスの支払いとして、いくつかの加盟店で受け入れられている。

この調査では、回答者の71%が過去12ヶ月間にコンピューターを使ってオンラインバンキングサービスを利用していたが、モバイルバンキングは30%のみに対して、中国本土の78%、オーストラリアの43%、シンガポールでは41%となっている。

情報源:JD Power、South China Morning Post