2018/02/23

中国のライブ配信利用者は4億人超

中国インターネット情報センター(CNNIC)が先日発表した第41回「中国インターネット発展状況統計報告」によると、2017年に中国のネットエンターテインメントアプリユーザーは急成長を維持し、うちライブ配信ユーザーは4億2200万人で年22.6%増加した。

「強い市場需要、政策による促進と誘導、企業によるリソースの支えがネット文化娯楽産業の全面的繁栄期入りを後押ししている」。CNNICの郭悦アナリストによると、2017年にライブ配信は勢いよい発展基調を続けた。上場企業のライブ配信サービスの営業収入は急成長を維持している。

このネットライブ配信サービスを、中国語で「直播」と呼ぶ。直播のプラットホームは確認できるだけで200以上あり、中国テレビが今年放送した特集番組によると、直播の1日のアクティブユーザー数は約2400万人。番組が「全民直播時代」と形容するほどの社会現象になっている。

中国では2015年、インターネットスターを意味する「網紅」という言葉が流行語になった。網紅が「中国版ユーチューバー」とすれば、直播キャスターはユーチューバー予備軍といった感じだ。「直播」は大きく2つに分けられる。一つ目は日本でもおなじみのゲーム実況だ。ライブ配信なので、実況者が視聴者とやり取りしながらゲームを進める点が、YouTube実況と違う。

もう一つは中国語で「秀場直播」、日本語にすると「社交実況」。キャスターが歌や踊りなどの特技を披露するのが典型的なコンテンツだが、実際は美人やイケメンが視聴者と会話したり、日常生活をシェアする内容が圧倒的に多い。

「有名人への近道」であることは、視聴者にとっても同じだ。キャスターとは弾幕を通じて相互交流でき、プレゼントをあげればお礼を言ってもらえる。直播キャスターは「コミュニケーションできるアイドル」と言える。直播キャスターや網紅の多くはある程度ファンを獲得すると、ネットショップを開設する。今後どのような展開になるかを楽しみにしましょう。

情報源:CNNIC、新華社