2019/01/22

Alipay、顔認証決済新製品「トンボ」を発売

 Alipayは昨年に顔認証決済端末の新製品「蜻蜓(トンボ)」を発表し、北京市などで多店舗展開する大手ベーカリーチェーンの味多美は、アリペイの新型顔認証端末「トンボ」を導入した。消費者は初回購入時に「トンボ」でスマートフォン認証を行っておけば、その後「トンボ」に内蔵されたカメラに顔を合わせるだけで速やかに決済が完了する。味多美300余りの北京市の店舗が今後半年の間に順次「トンボ」を導入する予定で、消費者は科学技術がもたらす利便性を体験できる。
「トンボ」は書籍サイズの顔認証モニターで、店舗のレジに接続すれば、顧客はスマホを操作することなく、顔をカメラに合わせるだけで支払いが完了する。顔認証の精度は、化粧前後の判別はもちろん、双子の判別も正確にできるという。
  1. 従来型端末に比べて10分の1に小型化
  2. 現在のレジシステムで対応が可能
  3. 3Dカメラ内蔵による認証の高精度化
  4. AIシステム搭載によるディープラーニンング機能で携帯電話番号の入力が不要
  5. 従来型の無人レジより80%のコストダウンを実現
という5つのアップグレードが施された。顧客の利便性だけでなく、設置する店舗側にも恩恵があるシステムになっている。

アリペイによる「ダブルイレブン」のデータの分析結果によれば、60.3%のユーザーが指紋認証や顔認証による支払い方法を選択して買い物をしたという。この統計データから、中国における電子決済の分野で指紋認証や顔認証が既に浸透しつつあることが分かる。



また、顔認証は新小売業界の変貌にも影響を及ぼしている。自動販売機で従来のスマホによる最速決済時間は12秒だが、顔認証決済では幾つかの手間を省けるだけでなく、最速決済時間をさらに5秒短縮することが可能という。

中国における支払い形態は、現金決済からスマホ決済に変わりつつある。スマホ決済の認証方法も、パスワード方式から指紋認証や顔認証へと移行しつつあるが、認証精度の向上により、手ぶらの顔認証決済が一気に進むことが期待される。

情報源:科技日報

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