2017/09/11

WeChat Pay、金利のつく「零銭通」機能を追加

Alipay(支付宝)の Yu’e Bao(余額宝)に追いつくべく、WeChat Pay(微信支付)はそのミューチュアルファンド・プラットフォームに新しい機能を追加した。このプロダクトは Lingqiantong(零銭通)と呼ばれ、「金銭管理をスマートにする」という意味を持ち、まだβ版機能でテストのために少数のユーザのみが招待されている。この新機能を使えば、ユーザは送金、hongbao(紅包)の発行、クレジットカード・キャッシングの支払ができるほか、WeChat Pay 上の残高に応じて金利を得ることもできる予定だ。

これらの機能は、数年前から Yu’e Bao ユーザには提供されていたものだ。Yu’e Bao は Alibaba(阿里巴巴)のサードパーティ・モバイルソリューション Alipay 上で2013年中頃に紹介され、今年4月には1,656億米ドルを集める世界最大の市場金利連動型ミューチュアルファンドにまで成長した。その成功には預金者に支払われる日払金利が大きく貢献しており、預金者は Alipay からいつでも資金を引き出すことができる。人々が銀行口座からお金を引き出し、Alipay に入金するようになる中で、このモデルは中国の銀行業界にとって脅威となった。

WeChat Pay は、2014年にリリースした新機能、「資産管理をスムーズにする」という意味を持つ Licaitong(理財通)から Yu’e Bao との競争を始めるようになった。しかし、Yu’e Bao とは異なり、Licaitong は残高に応じて金利が支払われることはなく、このギャップはまもなく、Lingqiantong によって埋められるだろう。

オンライン金融業界には遅番の登場ながら、WeChat Pay の成長は将来有望なものだ。3年前、中国全土のモバイル決済取扱高の80%超は Alipay の手中にあった。今日、そのシェアは54%にまで下落しており、WeChat Pay はそのシェアを40%にまで拡大している。

情報源:Technodechina

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